困ったことにBGO検出器のγ線→フォトン変換効率はぐぐれない

「バックグラウンドが測定できる!」とのステートメントが正しいか考えてみました。


計測系の弱点でざっと思いつくもの
○BGOの変換効率
○シンチレーション光→フォトダイオード出力の変換効率
○アンプの雑音、応答性
○DAコンバータの分解能
○装置全体の遮光


順にぐぐりました。


ところが、初段でつまづく。
BGOのγ線エネルギーに対する変換効率をぐぐるさんに聞いたけれど、答えがありませんでした。
BGOメーカーごとに違うのかも。わかったことはおよそNaIの10%程度ということだけ。


BGOのシンチレーション光は470〜480nmで最大とのことなので、
変換効率がイマイチですがSiのフォトダイオードで変換できそう。


アンプ以降は明日調べるとして、


100keVのγ線が20mmのBGOを通過するときの反応確率は20%程度。ふーむ。
100keVの3%がフォトンになったという仮定で、出力3keV。
Siのフォトダイオードの変換効率を0.3A/Wと浜フォトのデータシートにあった。
眠いのでこれも明日以降にしよう